公開日:2018年3月 5日(月)
メールの文章を書き込むアセットのことです。
1つのメールアセットにはHTMLメールの欄、テキストメールの欄があり、承認する事で他のアセットやプログラムから選択することができます。
MarketoではHTMLの知識がない人でもHTMLメールを作ることができます。
予めHTMLメールのテンプレート28種類がMarketo内に用意されており、その中から選択して利用することができます。レスポンシブ化もされており、活用することでHTMLメール作成の工数を削減することができます。
メールアセット作成する上での必要な知識や主な注意点をご紹介します。
HTMLメールとテキストメールで設定方法が異なります。
・HTMLメールの場合
「リンクの挿入/編集」より、リンク先URLを設定して、トラッキングリンクにチェックをつけてください。
・テキストメールの場合
対象のURLを[[ と ]]で囲ってください。
例: [[https://www.powerweb.co.jp/]]
メール文面の冒頭で、名字をトークンとして設定するケースが多いと思います。
トークンはメール文面だけでなく、送信者名や送信者アドレス、返信先アドレス、タイトルにも使用可能です。
メールをオペレーショナルメールにすることができます。以下の特長があります。
・配信対象のリードが「配信停止完了」「マーケティングを中断」状態でもメールは配信される。
・通信制限に影響されることなく、メールは配信される。
・配信停止のURLが差し込まれない。
申し込み完了メールや、セミナー事務局からのメールなど、必ず届けたいメールの場合に用いられます。
一方、メルマガなどのプロモーションメールは非オペレーショナルメールにするケースが多く見受けられます。
デフォルト設定だとMarketoはマルチパート配信です。マルチパート配信はHTMLメールとテキストメールを1つのメールとして送信する機能です。
しかし「メールの設定 > テキストのみ」にチェックをすることで、テキストメールだけの送信が可能です。
セミナー事務局からのメールや、フォームコンバージョン時のリプライメールなどはテキストのみの設定をするケースが多く見受けられます。
Marketoでは1日に受信できるメールの数、7日間で受信できるメールの数を制限することができます。
「管理 > 通信制限」にて値を編集することができます。
配信したメールが届いていない事が稀にあります。その場合は通信制限に引っかかっていないか確認してみてください。
※通信制限の設定画面
<メールプログラムの通信制限の適用解除>
メールプログラムはデフォルトで、通信制限が適用されています。
解除したい場合はセットアップから「非オペレーショナルのメールをブロック」のチェックを外してください。
<スマートキャンペーンの通信制限のかけ方>
「管理 > 通信制限」の「非オペレーショナルのメールをブロック」にチェックをいれると、それ以降作成されるスマートキャンペーンは通信制限がかかります。
解除したい場合はスマートキャンペーンにて、クオリフィケーションルールの「非オペレーショナルのメールをブロック」のチェックを外してください。
※スマートキャンペーン側の設定
非オペレーショナルメールの場合はMarketoで設定されている配信停止URLが自動的に差し込まれます。
配信停止のURLを変更したい場合は「管理 > メール」から「配信停止 (HTML):」「配信停止 (テキスト:」変更する必要があります。
非オペレーショナルメールのまま、差し込みを無くしたい場合は両項目に全角スペースを入れてください
※配信停止の差し込み文章がない状態。